病院・医療業界向け!RPA導入のメリットと自動化できる業務事例

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病院やクリニックなどの医療現場では、慢性的な人手不足が続く中、限られた人員でいかに質の高い医療を提供し続けるかが大きな課題となっています。日々の診療やケアの裏側には、電子カルテへの入力、レセプト(診療報酬明細書)の作成、膨大な書類処理といった事務作業が存在し、医療従事者の時間を大きく圧迫しているのが実情です。

このような課題を解決する手段として、近年医療業界で急速に導入が進んでいるのが「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」による業務自動化です。

本記事では、病院やクリニックにおいてRPAで自動化できる具体的な業務例や導入のメリット、そして実際に月50時間の業務削減に成功した医療機関の事例を詳しく解説します。

手作業でのカルテ転記や、毎月のレセプト業務に
追われている方は、ぜひお読みください!

この記事でわかること
  • なぜ医療現場でRPA(業務自動化)が求められているのか
  • 病院やクリニックでRPAに任せられる具体的な業務の例
  • 月50時間の作業削減を実現したクリニックの実事例
  • 医療機関に定着しやすいRPAツール選びの3つのポイント
目次

なぜ病院・医療現場にRPA(業務自動化)が必要なのか?

医療業界において、なぜRPAが強く求められているのでしょうか。そこには医療現場特有の構造的な課題があります。

慢性的な人手不足と医療従事者の長時間労働

医療業界は慢性的な人手不足に悩まされており、一人あたりの業務負荷が非常に高い状態が続いています。さらに、2024年4月に適用された「医師の働き方改革」以降、時間外労働の上限規制への対応が本格化し、労働環境の継続的な改善がより一層求められるようになりました。

※参考リンク:「医師の働き方改革」について

限られた人員と時間のなかで医療の質を維持するためには、人がやらなくてもよい「定型的なPC作業」をロボットに代替させ、医療従事者が本来の業務(診療や患者ケア)に専念できる環境づくりが不可欠です。

電子カルテやレセコンへの転記など定型業務の多さ

医療現場では、電子カルテ、レセコン(診療報酬請求明細書作成システム)、検査システムなど、複数のシステムが混在しているケースが多く見られます。システム間の連携が不十分な場合、スタッフが目視で確認しながら手作業でデータを転記・入力しなければならず、多大な時間と労力がかかります。

RPAを導入すれば、こうしたシステム間の「転記・照合・入力」といった定型作業を自動化でき、手作業によるヒューマンエラー(入力ミス)も防止できます。

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病院・クリニックでRPA化できる具体的な業務例

実際に医療現場のどのような業務がRPAで自動化できるのか、代表的な例をご紹介します。

レセプト(診療報酬明細書)作成・チェック業務

レセプト(診療報酬明細書)作成・チェック業務フロー画像

月末月初に膨大な作業量が発生するレセプト業務は、RPAの効果が出やすい領域です。

電子カルテや医事会計システムから必要なデータを抽出し、レセプトデータを作成する過程や、算定漏れ・入力ミスの一次チェックをRPAに任せることで、医療事務スタッフの残業時間を大幅に削減できます。

WEB予約システムと電子カルテ間のデータ転記

WEB予約システムと電子カルテ間のデータ転記フロー画像

患者がWEB予約システムから入力した「予約情報」や「事前のWEB問診票」のデータを、RPAが自動で取得し、院内の電子カルテシステムへ転記します。

これにより、受付スタッフが手入力する手間が省け、受付業務のスムーズ化と患者の待ち時間短縮に繋がります。

患者の検査データや各種書類の自動集約

患者の検査データや各種書類の自動集約フロー画像

外部の検査機関から送られてくる検査結果データのダウンロードや、指定の患者フォルダへの格納、電子カルテへの紐付け作業をRPAで自動化します。

また、紹介状や診断書など、定型フォーマットへの基本情報の転記も自動化できるため、医師や看護師の書類作成負担を軽減できます。

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医療業界におけるRPA導入事例(BizteX robop)

ここでは、実際にRPAを導入し、大きな業務改善効果を上げた医療機関の事例をご紹介します。

【事例】訪問診療クリニックで月50時間の書類作成を削減!

川西ほんわか訪問診療クリニックの書類作成業務の自動化フロー図

川西ほんわか訪問診療クリニック様では、約200名の患者に対して1人あたり3〜4つの書類を作成する必要があり、月に約600枚の書類作成業務が発生していました。手作業による書類作成には月50時間もの時間を要し、大きな負担となっていました。

そこで、デスクトップ型RPA「BizteX robop」を導入。電子カルテからの情報抽出やデータ加工を自動化し、1つの書類を作成すれば、それをもとに他の書類を自動的に生成できる仕組みを構築しました。

結果として、月50時間かかっていた書類作成の作業時間をほぼゼロ(最終確認のみ)にまで削減。さらに、書類の有無をリスト化して確認する作業も自動化され、書類管理の簡素化という副次的効果も生み出しています。

>>医療業界のRPA導入事例|訪問診療クリニックで書類・訪問リストを自動化し月50時間削減|川西ほんわか訪問診療クリニック様

病院・医療機関向けRPAツール選びの3つのコツ

医療機関でRPAの導入を成功させるためには、ツール選びが非常に重要です。以下の3つのポイントを押さえて選定しましょう。

現場の医療スタッフでも使える「ノーコード」か

専任のIT担当者がいないクリニックや病院では、現場のスタッフ自身がRPAを扱える必要があります。

プログラミング知識が不要で、直感的な操作(ノーコード)でロボットを作成・修正できるツールを選びましょう。

既存の医療システム(オンプレミス)と連携できるか

医療機関では、セキュリティの観点から院内ネットワークに閉じられたシステム(オンプレミス型)を使用していることが多々あります。

そのため、クラウド型のツールだけでなく、院内のPC上で直接動作し、既存のシステムやExcelなどをそのまま操作できる「デスクトップ型RPA」が適しています。

導入後のサポート体制は充実しているか

「RPAを導入したものの、エラーで止まってしまい使われなくなった」という事態を防ぐため、導入後も気軽に相談できるサポート体制(チャットサポートや伴走支援など)が充実しているベンダーを選ぶことが重要です。

医療現場の業務自動化なら「BizteX robop」と「インテリジェント フロー」

BizteXでは、医療機関の体制やニーズに合わせて最適な業務効率化ソリューションを提供しています。

現場のスタッフが直感的に使えるRPA「BizteX robop」

BizteX robop紹介画像
プログラミング不要のデスクトップRPA「BizteX robop」

BizteX robop(ロボップ)」は、プログラミングの知識がなくても、いつものマウス操作やキーボード操作で簡単にロボットを作成できるデスクトップ型RPAです。

複雑なシステム連携が不要で、現在お使いの電子カルテやレセコン、Excelなどをそのまま操作し、自動化することが可能です。専任のカスタマーサクセスによる手厚いサポート体制があるため、IT担当者が不在のクリニックでも安心して導入いただけます。

まずは実際の操作感や自院のシステムで動くかを確認できる「2週間無料トライアル」をご用意しています。ぜひお気軽にお試しください。

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忙しい現場には丸ごと代行「インテリジェント フロー」もおすすめ

インテリジェント フロー紹介画像
外部委託の業務改善サービス「インテリジェント フロー」

「RPAを導入したいが、設定や運用の時間を割けない」「どの業務から自動化すべきか分からない」という医療機関様には、業務改善サービス「インテリジェント フロー」がおすすめです。

インテリジェント フローは、単なるツールの提供にとどまらず、業務の棚卸しから自動化の設計・構築、導入後の保守・改善までを自動化のプロフェッショナルが丸ごと代行するサービスです。

RPAだけでなく、iPaaSやAI-OCRなどの複数の自動化ツールを適材適所で組み合わせることで、より高度でシームレスな業務自動化を実現します。

現場の医療従事者はシステム構築に時間を取られることなく業務の最適化が可能で、「1フローまでならずっと無料」で利用できるプランもご用意しているため、ノーリスクでスモールスタートが可能です。

>>インテリジェント フローのサービスページ

医療業界のRPA導入に関するよくある質問(FAQ)

医療機関でRPAの導入を検討される際によくいただくご質問をまとめました。

院内ネットワークに閉じられたオンプレミスの電子カルテでも使えますか?

はい、可能です。デスクトップ型RPAである「BizteX robop」は、クラウド環境だけでなく、特定のPCや院内ネットワーク上(ローカル環境)で稼働するシステムやアプリケーションの操作も自動化できます。2週間の無料トライアルで実際の動作をご確認いただけます。

紙の問診票や紹介状をデータ化して自動入力することはできますか?

AI-OCR(高精度な文字認識技術)とRPAを組み合わせることで可能です。例えば、紙の書類をスキャンしてAI-OCRでテキストデータ化し、そのデータをRPAが電子カルテへ自動入力するといった連携フローを構築できます。(インテリジェント フローでの構築代行も可能です)

RPAの操作を覚えられるか不安です。ITに詳しいスタッフがいなくても大丈夫ですか?

問題ありません。BizteX robopは現場部門の担当者が利用することを前提に作られており、直感的な操作が特徴です。また、チャットやオンラインでの充実したサポート体制をご用意しているほか、1フローから運用をすべてお任せいただける代行サービス(インテリジェント フロー)もございます。

まとめ:RPAで病院の事務作業を自動化し、患者に向き合う時間を

医療現場におけるRPAの導入は、単なる「作業時間の削減」にとどまりません。事務負担を軽減することで、医療従事者が本来注力すべき「患者さんに向き合う時間」を創出することが最大の価値です。

BizteXが提供するデスクトップ型RPA「BizteX robop(ロボップ)」は、直感的な操作性でIT専門の担当者がいなくても現場主導で扱いやすく、充実したサポート体制で医療機関の業務効率化を支援します。

「自院のこの業務は自動化できる?」「まずは少しだけ試してみたい」といったご相談も大歓迎です。

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この記事を書いた人

DX hacker編集部 瀧澤のアバター DX hacker編集部 瀧澤 マーケティング部オウンドメディア担当

DX hacker編集部の瀧澤が不定期で更新します。
業務自動化・DX推進に役立つ最新情報を、30,000件以上の支援実績をもとにわかりやすく発信中。
「インテリジェント フロー」や「BizteX robop」「BizteX Connect」などの業務最適化サービスも紹介しています。

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