Microsoft TeamsのAPI連携方法を解説!業務自動化で生産性向上【BizteX Connect】

Microsoft TeamsのAPI連携記事アイキャッチ

Microsoft Teamsは、ビジネスのコミュニケーションとコラボレーションを効率化するためのツールとして、多くの企業で導入されています。その便利さをさらに引き出すのが「API連携」です。Microsoft TeamsのAPIを活用することで、他のツールやアプリとスムーズに連携し、業務効率を劇的に向上させることができます。

また、近年ではノーコードツールを活用して、専門的なプログラミング知識がなくても簡単にAPI連携を実現できる方法も注目されています。(先に知りたい方はこちら

本記事では、Microsoft TeamsをAPI連携するメリットや導入事例に加え、ノーコードで実現できる連携方法についても詳しく解説します。

目次

Microsoft Teams APIとは

Microsoft TeamsのTOP画像
引用:Microsoft Teams

Microsoft Teams APIとは、Microsoft Teamsが提供する開発者向けのインターフェースです。このAPIを活用することで、他のアプリケーションやツールと連携したり、独自の機能を開発したり、業務プロセスを自動化したりすることが可能になります。

たとえば、チャットやメッセージ機能に外部アプリからの通知を送る仕組みを構築したり、ドキュメントを自動で共有する仕組みを作ったりといった操作を簡単に実現できます。このAPIの最大の特徴は、その高い柔軟性にあり、さまざまなビジネスニーズに合わせてカスタマイズできる点です。

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関連記事:
Microsoft Teamsとは?できることや導入メリットをわかりやすく解説
APIとは?API連携のメリットとiPaaS活用の連携事例を解説

Microsoft TeamsのAPI連携を活用するメリット

Microsoft TeamsのAPI連携を活用することで、さまざまな業務の効率化や課題解決が期待できます。ここでは、具体的なメリットを3つご紹介します。

情報更新をリアルタイムで通知できる

Microsoft TeamsのAPI連携を活用することで、他のツールからの最新情報をリアルタイムで通知する仕組みを構築できます。たとえば、CRMやプロジェクト管理ツールと連携することで、営業活動の進捗やプロジェクトのステータスといった重要なデータをチーム全体に即座に共有可能です。

これにより、情報の更新が遅れることで発生するミスや対応の遅れを防ぎ、迅速な意思決定が可能になります。特に、重要なタスクや締切の通知を自動化することで、作業の抜け漏れを防ぎつつ、生産性を向上させる効果が期待できます。

複数ツールを行き来する手間が削減される

従来は、スケジュール管理ツールやファイル共有サービス、プロジェクト管理ツールなど、複数のツールを使い分ける必要がありました。しかし、Microsoft TeamsのAPI連携を活用することで、これらの業務プロセスをMicrosoft Teams内で一元管理できるようになります。

たとえば、Googleカレンダーと連携すれば会議スケジュールが自動的にMicrosoft Teamsに反映され、タスク管理ツールを連携させることで進捗状況を一目で確認できます。複数のアプリ間を行き来する手間を省くことで、時間の無駄を減らし、効率的な作業環境が整います

業務効率が向上することでコア業務に集中できる

Microsoft TeamsのAPI連携を活用することで、これまで手作業で行っていた定型業務を自動化できるため、従業員は本来注力すべきコア業務に集中できるようになります。たとえば、会議後の議事録共有やレポート作成、定期的なデータ更新といった単調なタスクをAPIを活用して自動化することで、作業負担が軽減されます。

また、自動化されたプロセスによりミスが減少し、より質の高いアウトプットを生み出すことができます。このような仕組みは、イノベーションや戦略的な意思決定といったクリエイティブな作業を推進するための時間を生み出します。

>>Microsoft TeamsのAPI連携をノーコードで実現する方法を紹介している資料はこちら

Microsoft TeamsのAPI連携にはプログラミング知識が必要?

Microsoft Teams APIの活用には、以前は基本的なプログラミング知識が求められることが多く、特にカスタマイズや複雑な連携を行う際には、コードを記述するスキルが必要とされていました。

しかし近年、「iPaaS(Integration Platform as a Service)」と呼ばれるツールの登場により、この課題は大きく解消されています。iPaaSを活用すれば、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作でAPI連携を簡単に設定できるため、プログラミングの知識がなくても利用が可能です

この進化により、IT部門に限らず、非エンジニアのビジネスパーソンでもMicrosoft TeamsのAPI連携を活用し、業務の効率化や自動化を手軽に実現できる環境が整いました。これにより、技術的なハードルが低くなり、幅広い人々がAPIのメリットを享受できるようになっています。

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関連記事:iPaaS(アイパース)とは?メリットや活用事例をわかりやすく解説

ノーコードでAPI連携!iPaaS×Microsoft Teamsの業務自動化例

Teamsと他SaaSを連携している画像

ノーコードツール「iPaaS」を使えば、Microsoft Teamsと他のシステムを簡単に連携して業務を自動化できます。BizteX Connectで連携した具体例を通じて、その活用方法を解説します。

Salesforce・Microsoft Teamsの連携例

Salesforce・TeamsをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶レコードの新規登録を自動で検知し、Microsoft Teamsの指定グループに通知

Salesforce内で新しい取引先や商談が作成されると、Microsoft Teams、Chatwork、Slackなどのチャットツールに自動で通知が送られます。

これにより、複数の部署で利用している場合や、上司が商談状況を把握したい場合など、情報共有を効率的に行うことができます。

▼下記動画では、Microsoft Teamsの画面からSalesforceへ商談登録する方法も解説

Microsoft Teams→Salesfoce連携

Googleスプレッドシート・Microsoft Teamsの連携例

GoogleSheets・TeamsをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶スプレッドシートが更新されるたびにMicrosoft Teamsで通知を送信

Googleスプレッドシートが更新されるたびに、Microsoft Teamsに自動で通知が送られます。

たとえば、顧客管理でGoogleスプレッドシートを活用している場合、更新内容が即座に関係者に共有されるため、情報共有の手間を削減し、業務効率の向上につながります。

Chat Plus・Microsoft Teamsの連携例

ChatPlus・TeamsをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶有人チャット対応で順番待ちが発生した場合にMicrosoft Teamsで通知

ユーザーからのお問い合わせを受け付けた際、有人チャットで順番待ちが発生した場合に、Microsoft Teamsでアラートを自動的に通知します。

これにより、迅速な対応が可能となり、サービス品質の向上につながります。

Gmail・OneDrive・Microsoft Teamsの連携例

GmailとOneDriveとTeamsをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶請求書の自動保存と転送

メールに添付された請求書ファイルを自動で保存し、転送するとともに、Microsoft Teamsで通知を送ります。

この仕組みにより、ヒューマンエラーによる対応漏れを防ぎ、業務効率を向上させることで、顧客対応に割ける時間を増やすことが可能です。

RPA・OneDrive・Microsoft Teamsの連携例

RPA・OneDrive・TeamsをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶KPIレポートの定点観測

RPA「BizteX robop」で生成したKPIレポートを自動的にOneDriveに格納し、その後Microsoft Teamsで通知を送ります。

レポートの作成から格納までのプロセスを自動化することで、分析や施策立案に充てる時間を増やし、業務の効果を最大化することが可能です。

RPA・Box・Microsoft Teamsの連携例

RPA・Box・TeamsをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶RPAでKPIレポートを定点観測しBoxへ格納、Teamsで完了通知

RPAツール「BizteX robop」を活用し、KPIレポートを自動で取得・Boxに格納します。作業完了後にはMicrosoft Teamsなどで通知を送信可能です。

これにより、レポート作成から保存までのプロセスを効率化し、浮いた時間を分析や施策立案に活用できます。

\マウスのみでサービス連携を実現/

▼下記よりConnect×各種SaaSの連携記事をご覧いただけます。(アイコンクリックで遷移できます)

>>Microsoft Teamsの連携シナリオはこちらでも確認できます

Microsoft TeamsのAPI連携はiPaaS『BizteX Connect』ならカンタン

Microsoft Teamsと他のシステムをプログラミングなしで連携できるツールが、iPaaS(Integration Platform as a Service)の一つである『BizteX Connect』です。

このツールを活用すれば、専門知識がなくても直感的な操作でAPI連携を構築可能です。シンプルな操作性により、業務の効率化をスムーズに実現できます。

Microsoft Teams連携にも対応しているiPaaS『BizteX Connect』とは

Connect紹介画像2

BizteX Connect』は、プログラミング不要で操作できるiPaaSツールで、複数のアプリケーション間の連携を簡単に実現します。ノーコード対応のため、専門知識がなくても直感的な操作でMicrosoft Teamsをはじめとするさまざまなツールをスムーズに統合できます。

これにより、業務プロセスを効率化しながら、手作業の削減やデータ連携の自動化を可能にします。

>>BizteX Connectのサービスサイトはこちら

Microsoft Teams連携のシナリオテンプレートもあります

BizteX Connectでは、Microsoft Teamsとの連携を簡単に始められるシナリオテンプレートを提供しています。iPaaSの利用が初めての方や、迅速に業務を自動化したい方でも、テンプレートを活用することで、導入後の設定をスムーズに進めることが可能です。

たとえば、クラウドサインの書類が締結された際の業務フローにも対応したテンプレートが用意されており、すぐに利用を開始できます。

TeamsのConnectシナリオテンプレート画像

また、専任担当者のサポートやヘルプコンテンツも充実しており、思いもよらなかった連携方法も一覧から発見できるかもしれません。

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Microsoft TeamsのAPI連携をBizteX Connectで行った導入事例

政策資料データベースサイトの情報をまとめ、考察する作業を自動化

政策PDFをChatGPTで要約して自動集積したConnect活用事例画像

こちらの事例では、BizteX robopBizteX Connectを活用することで、政策資料データベースサイトの情報収集から考察、社内共有までの一連の作業を自動化しています。

以前は、複雑な政策資料を手作業で収集し、大量のPDFを1つずつ確認する必要がありました。しかし、RPAとiPaaSを組み合わせることで、政策資料データベースからPDFリンクを自動的に取得し、政策資料の内容をChatGPTで要約・考察、さらにMicrosoft Teamsに投稿して即座に社内で共有できる仕組みを構築しました

この結果、毎日300件以上アップされる資料の収集や確認にかかる負担が大幅に削減され、社員が考察や戦略立案といった高付加価値業務に集中できる環境が整いました。

>>上記事例を含めたはiPaaS活用事例集はこちら

まとめ

Microsoft Teamsを連携する

Microsoft Teams APIを活用することで、業務の効率化と生産性向上を同時に実現できます。また、「BizteX Connect」を利用すれば、プログラミングの知識がなくてもMicrosoft Teamsをさまざまなツールと簡単にAPI連携できるため、デジタル化をさらに推進することが可能です。

現在、BizteX Connectでは1週間の無料トライアルを提供しており、実際に触れてその利便性を確認できます。まずはトライアルを通じて活用方法を見つけ、業務効率化に役立ててください。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

DX hacker編集メンバーが不定期で更新します。
DX推進や業務自動化に役立つ最新情報やすぐに使えるノウハウまで、わかりやすくご紹介します。

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