SlackのAPI連携を効率化する最適解!iPaaS×ノーコード活用法|BizteX Connect

Slack API連携記事のアイキャッチ

Slackは、多くの企業で採用されている人気のコラボレーションツールです。その使いやすさだけでなく、APIを活用した「ツール連携機能」によって、業務効率をさらに向上させる可能性を秘めています。

本記事では、Slack APIの基本的な仕組みやその活用メリット、実際の導入事例について詳しく解説します。特に、ノーコードツールを用いた簡単な連携方法を紹介し、業務自動化の可能性を探ります。

目次

Slack APIとは

Slack API TOP画像
引用:Slack

Slack APIとは、Slackが提供する外部サービスやアプリケーションと連携するための仕組みです。API(Application Programming Interface)は、異なるソフトウェア同士をつなぐインターフェースのこと。Slack APIを使うことで、次のような機能が実現できます。

  • メッセージの自動送信や通知の設定
  • タスクやスケジュールの管理を他ツールと統合
  • カスタマイズされたワークフローの構築

例えば、プロジェクト管理ツールやCRM(顧客管理システム)とSlackを連携させることで、Slack上でタスクの進捗や顧客情報をリアルタイムに確認することが可能です。このような連携により、Slackは単なるチャットツールではなく、業務全般を支えるプラットフォームとして活用できます。

関連記事:
Slack(スラック)とは?何がすごいのか使い方やメリットを初心者向けに解説

Slack APIを活用したAPI連携のメリット

Slack APIを使ったツール連携には、業務を効率化するさまざまなメリットがあります。以下にその主要なポイントを解説します。

複数のサービスを行き来する必要がなくなる

多くの企業では、日々の業務で複数のツールを使用しています。例えば、メール、タスク管理、スケジュール調整など、ツールごとに操作を切り替えるたびに手間と時間がかかります。Slack APIを使えば、これらの機能をSlack内で完結させることが可能になります

たとえば、Googleカレンダーと連携することで、Slack上で会議のスケジュールを確認したり、リマインダーを設定したりできます。これにより、ツール間の切り替えが不要となり、生産性が大幅に向上します。

タスクの抜け漏れがなくなる

Slack APIを活用することで、タスクの進捗状況や期限が近いタスクのリマインダーを自動的にSlack上に通知できます

たとえば、プロジェクト管理ツールと連携しておくことで、未完了タスクがチーム全員に共有され、見落としを防げます。これにより、業務の抜け漏れをなくし、より正確なタスク管理が可能になります。

プロジェクトの進捗管理がしやすくなる

Slack APIを通じて、プロジェクト管理ツールの更新情報をリアルタイムで共有することができます。

タスクの完了状況や変更内容がSlackに通知されるため、チーム全体での進捗確認が簡単になります。結果として、意思決定のスピードが向上し、プロジェクトの効率的な進行が期待できます

\ConnectはSlack連携できる/

関連記事:APIとは?API連携のメリットとiPaaS活用の連携事例を解説

SlackのAPI連携にはプログラミング知識が必要?

「API連携」と聞くと、専門的なプログラミング知識が必要ではないかと感じる方も多いでしょう。確かに、従来のAPIを用いたツール連携では、ある程度の技術的スキルが必要でした。しかし、近年はノーコードやローコードのプラットフォームが普及しており、こうした連携作業が簡単にできるようになっています。

Slackでは、公式ドキュメントや開発者向けツールが用意されており、初心者でも基本的な連携作業を進めやすい環境が整っています。さらに、後述するiPaaS(Integration Platform as a Service)ツールを活用すれば、ドラッグ&ドロップだけで複雑な連携も簡単に構築できます

関連記事:
iPaaS(アイパース)とは?メリットや活用事例をわかりやすく解説

SlackのAPI連携はiPaaS『BizteX Connect』ならカンタン

Slackと他のシステムとのAPI連携をプログラミング不要で実現できるのが、iPaaS(Integration Platform as a Service)の一つである『BizteX Connect』です。

このツールを使えば、専門的な知識がなくても直感的な操作でAPI連携を構築できます。

iPaaS『BizteX Connect』とは

BizteX Connectのロゴ画像

BizteX Connect』は、アプリケーション間の連携を簡単に実現するiPaaSツールです。ノーコードで操作可能なため、プログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップで連携作業を行えます

また、多数のテンプレートが用意されており、初めての利用者でも迷うことなく設定を完了できます。特に、Slackとの連携においては、その簡便さが大きな魅力です。

\マウス操作のみでサービス連携が実現できる/

BizteX Connectの導入事例

株式会社Shippioが、勤怠管理業務の効率化を目指し、iPaaSであるBizteX Connectを導入した事例です。

従来、リモートワークや直行直帰時の打刻漏れが多く、月末の勤怠締め作業に大きな負担がかかっていました。BizteX Connectを活用し、Slackと勤怠管理システム「KING OF TIME」を連携させることで、従業員はSlack上でスタンプを押すだけで打刻が可能となり、打刻率が向上

その結果、月末の勤怠締め作業の工数削減や、打刻漏れによるストレスの軽減が実現しました。導入時には、BizteXのサポート担当者がシナリオ設定を手厚く支援し、スムーズな導入が可能となりました。

>>導入事例の詳細はこちら

ノーコードでAPI連携!iPaaS×Slackの業務自動化例

Slack・Slackの連携例

Slack同士をBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶特定ワードが含まれる投稿を検知して報告

外部のゲストとやり取りしているチャンネルごとに、作業の完了報告が上がってくる場合「対応完了」や「終了報告」といった特定のワードからはじまる投稿を自動で検知。
特定のチャンネルに通知します。これにより、Slack上での業務管理や情報集約に役立ちます。

Slack・Googleスプレッドシートの連携例

スプレッドシート・SlackをBizteX Connectで連携した図

自動化例▶Slack上での稟議申請業務を自動化

Slack上でフォームを呼び出し必要項目を入力するだけで稟議申請が完了します。承認者もSlack上で確認・対応が可能です。
同時にスプレッドシートに履歴を残すことができるため、情報一覧の確認・抜け漏れのチェックも容易におこなえます。

自動化例▶特定のスタンプが押されたメッセージ情報を、Googleスプレッドシートに自動出力

特定のチャンネルに投稿されたメッセージに対して指定したスタンプが押された場合に、その内容をGoogleスプレッドシートに転記します。
承認可否や確認スタンプを用意することで、承認・確認対応の簡略化が可能になります。

Slack・ChatGPT・Slackの連携例

Slack・ChatGPTをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶ブログ作成業務を自動化

Slackチャンネルに「今日の出来事」を投稿し、その投稿に対して専用のブログ用スタンプを押すと、ChatGPTが起動して内容を自動で要約します。その後、完了通知がSlackに送られます。

>>詳細を解説している事例記事はこちら

Gmail・OneDrive・Slackの連携例

Gmail・OneDrive・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶請求書の自動保存と転送、作業完了通知・報告を完全自動化

メールで送付された請求書ファイルをOneDriveの指定フォルダに自動で保存・転送します。
これにより、対応漏れなどのミスを無くすだけでなく、スピード感のある対応を実現。顧客との時間創出にも寄与します。

RPA・GoogleDrive・Slackの連携例

BizteX robop・GoogleDrive・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶KPIレポートを定点観測!KPAレポートを自動格納し、作業終了を自動通知

RPA「BizteX robop」で取得したKPIレポートを、Google Driveに自動格納し、その後チャットツールに通知を自動でおこないます。
レポートの作成から格納、通知までを完全自動化できるため、分析・施策立案の時間を創出することが可能です。多くの工数がかかる業務を自動化することで、業務効率化に大きく寄与します。

▼デモ動画で連携フローの一例を確認しましょう

GoogleDrive→Slack連携

RPA・Slackの連携例

BizteX robop・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶RPAでスクリーンショットを自動取得し、Slackの特定チャンネルに自動通知

サイト内で取得したい箇所のスクリーンショットを取得。チャットツールの特定チャンネルに取得したスクリーンショットを投稿し通知することができます。

DX Suite・Box・Slackの連携例

DX suite・Box・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶紙書類をデータ化し、自動で指定フォルダに保存。作業完了報告をチャットで自動通知

AI-OCR『DX suite』などで、書類を自動でデータ化した後、Boxなどの指定フォルダへ自動保存します。作業完了後には、Slackの指定されたグループに自動通知します。

ChatPlus・HubSpot・Slackの連携例

ChatPlus・HubSpot・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶ チャットボットに登録された顧客情報をHubSpotに自動で登録し、作業完了報告をチャットで通知 。作業完了報告をチャットで自動通知 ルダに保存。作業完了報告をチャットで自動通知

ChatPlusとHubSpot、SlackをAPI連携。チャットボットに入力された顧客情報をMAに自動登録し、SlackやChatworkなどのチャットツールに通知をだします。

ChatPlus・Slackの連携例

ChatPlus・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図

自動化例▶有人チャット対応で順番待ちの場合に、チャットツールで通知

ユーザーからのお問い合せ業務において、有人チャットで「順番待ち」になった場合にチャットツール内特定のチャンネルにアラートを通知します。

▼下記よりConnect×各種SaaSの連携記事をご覧いただけます。(アイコンクリックで遷移できます)

まとめ

SlackとiPaaS『BizteX Connect』を連携させると、さまざまなツールやアプリケーションと簡単に連携でき、業務の自動化がスムーズに進みます。

これにより、データの入力や更新作業が効率化され、ミスが減るだけでなく、リアルタイムで情報共有や通知が可能になります。その結果、業務全体の流れがスムーズになり、生産性の向上やコスト削減にもつながり、ビジネスの改善に貢献します。

また、BizteX Connectは1週間の無料トライアルを実施中です。まずお試しで触ってみたいという方はお気軽にお問い合わせください。

\ConnectはSlack連携できる/

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