クラウドファンディング『Makuake』のCS(カスタマーサクセス)において、サイト内のリスクモニタリング業務にクラウドRPAを活用している株式会社マクアケ。
日本最大級のクラウドファンディングサービスとして、サービス開始からのべ4,600件ものプロジェクトを手掛けている。今回はMakuakeのCSをご担当する皆さんから、具体的な活用方法や成果について話を伺った。
株式会社マクアケ
【企業情報】
日本最大級のクラウドファンディングサイトの運営を通じ、資金を必要とする人と、それを応援する人のベストマッチングを図っている。
- 設立:2013年5月
- 事業内容:クラウドファンディングサイトの運営
- 【BizteX cobit 導入開始】2018年9月
毎日必ず行うリスクモニタリング業務にクラウドRPAを活用
—RPAを導入することになった背景は?
ひと言でいえば、マンパワー不足を解消するためです。私たちは少数精鋭で組織を運営していますが、そうなるとどうしても一人あたりの業務範囲が広くなり、やるべきことにも優先順位をつけなければなりません。優先順位の低い業務といっても重要度は高いので、そこにRPAを活用できないかと考えました。
情報のキャッチが遅れると、トラブルが予想以上に大きくなる場合があるのでRPAはとても重宝しています。
BizteX cobitはプログラミング知識がなくても簡単に設定可能
—数あるRPAの中からクラウドRPA「BizteX cobit」を選んだきっかけは?
東京ビッグサイトで開催されていたイベントで「BizteX cobit」を知り、設定が簡単であることに魅力を覚えたのがきっかけです。実際に私が設定してみて、これならプログラミングに精通していなくとも、運用が可能だと感じたことから、「BizteX cobit」の導入を決めたんです。
—導入にあたって、最初の取り組みを教えてください。
RPAというものはまったく知らなかったので、時短ツールだと聞かされても、「本当にそんなことができるの?」と半信半疑でした(笑)。
子育て中で時短勤務の私にとって、「BizteX cobit」は力強い味方です
導入にあたり、BizteXさんで使い方の勉強会を開催してくれたのですが、非常に丁寧に教えてくださり、指導に沿ってしっかりと進めていけば、そんなに難しい作業ではないと感じましたね。UIにも優れていて扱いやすく、カスタマイズも応用も簡単だなという印象を受けました。
BizteX cobit導入後、1~2時間かけていた仕事がわずか15分に。確実性もアップ!
—どのような業務でクラウドRPA「BizteX cobit」を活用していますか?
サイト内のリスクモニタリングに活用しています。活動レポートという投稿機能があるのですが、主にそこでのトラブルの早期発見に役立てています。トラブルの芽のキャッチが遅れると、より大きなトラブルに発展しかねませんから、これはとても重要な作業なのです。――とはいっても非常に単調な作業で、目視でサイト内に掲載されている全案件をチェックすることになりますから疲労度も高いですし、見落としも出てしまいます。他の業務が忙しいと、どうしても疎かになりがちでしたが、BizteX cobit を導入して解放されました(笑)。
—クラウドRPA「BizteX cobit」を導入したことによる効果は?
まず見落としが無くなったこと。そしてモニタリングができない日がまったく無くなったことが最大の効果です。これまではできなかった休日にも BizteX cobit は働いてくれますし(笑)。さらに、1日約1時間、週明けの場合は1時間半から2時間かけていた作業が、15分で終わる。リストとして上がってくるのをチェックするだけですから、眼も疲れません。BizteX cobit を導入したことで一番わかりやすい効果は、私たちの目薬消費量が激減したことです(笑)。
—他部署への波及効果はありますか?
経営層にはCSでの効果をエスカレーションしていく予定で、前評判を聞き他部署も導入に前向きと聞いています。でも、まだ自分たちの業務にどのように活用すればいいのかがイメージできていないようなので、そういった社内啓蒙に今後、取り組んでいきたいです。
プロジェクトウォッチにエゴサーチ…。今後はほかの業務にも展開したい
—他の業務に「BizteX cobit」を導入する計画はありますか?
もちろん展開していきたいです。配送状況の確認、リストアップやプロジェクトウォッチ、同業他社のチェック、そしてエゴサーチ…。やりたいこと、やれることはまだまだあると考えています。
—日々進化する、クラウドRPA「BizteX cobit」ならびにBizteXに期待することは?
ロードの時間短縮が進めばありがたいですね。また勉強会はワークショップスタイルでとても分かりやすく助かっていますが、ヘルプ機能をもっと充実させてほしい。そうなれば予習もしっかりとできますから。
情報システム部が先導するのでなく、現場主導で社内に BizteX cobit の達人をつくっていきたいです。
あと、各部署に課題を出せと言ってもなかなかピンと来ないので、「こういう使い方ができるよ」といった逆アプローチができる事例集などがあれば助かります。またGmailやSlackなどとの連携の可能性なども開けるといいですね。
BizteX cobit は、社員はもちろん、経営へのインパクトも大!
—今後の目標についてお聞かせください。
BizteX cobit は、使えば使うほどコストメリットが増すと考えています。今はまだ月に3万ステップくらいですので、なるべく早く10万ステップに持っていきたいです。システムやプログラミングのことを知らなくても BizteX cobit を使いこなせるということが社内に広まればRPAに対する関心も高まるでしょう。
SE・PGいらずとなれば、人的コスト削減という面においても経営にインパクトをもたらすことができる。これはマクアケにとって、とても大きいことだと認識しています。
〈取材後記〉
「BizteX cobit が一人分、三人分働いていると分かれば、全社に爆発的に普及するだろう」、「ベンチャーにはRPAは欠かすことのできないツールだ」という嬉しいご意見をCSご担当の皆さんからいただきました。限られたマンパワーで、生産性のさらなる最大化を追求する同社に、今後も注目していきたいと思います。
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