業務のデジタル化やリモートワークの普及に伴い、ファイル管理を効率化することは、多くの企業が直面する重要な課題となっています。そんな中で注目されているのが、「OneDrive API」を活用したシステム連携や業務の自動化です。
本記事では、OneDrive APIの基本的な仕組みや活用によるメリットに加え、プログラミングの知識がなくても実現できるノーコード連携の方法や具体的な活用例について、わかりやすくご紹介します。
OneDrive APIとは

OneDrive APIとは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービス「OneDrive」と他のアプリケーションやサービスを統合するためのプログラミングインターフェースです。これを活用することで、外部アプリケーションからOneDriveのファイルやフォルダにアクセスしたり、操作を行ったりすることが可能になります。
たとえば、特定のフォルダに定期的にデータをアップロードするアプリを作成したり、OneDrive内のファイルを他のシステムと同期させたりといったことが、APIを通じて簡単に実現できます。このような柔軟性がビジネスの効率化やデータ管理の強化につながります。
OneDrive(ワンドライブ)のAPI連携を活用するメリット
OneDriveのAPI連携には、多くのビジネスシーンで役立つメリットがあります。ここでは特に重要なポイントをいくつか挙げて説明します。
Microsoft 365とのシームレスな統合
OneDriveはMicrosoft 365の一部として設計されているため、API連携を利用することで、Microsoft 365の他のツール(例:Teams、SharePoint、Outlookなど)と簡単に統合できます。これにより、業務フローの効率化や情報共有の円滑化が期待できます。
たとえば、OneDriveに保存されたファイルをTeamsのチャットから直接共有する機能や、Outlookの添付ファイルを自動的にOneDriveに保存する仕組みを構築することが可能です。これらの機能により、異なるアプリケーションを切り替える手間が省け、作業効率が向上します。
セキュアかつ効率的なデータ管理の一元化
API連携を活用することで、OneDriveをデータ管理の中心として活用できます。たとえば、複数のシステムで生成されるデータをOneDriveに集約し、ユーザーごとやプロジェクトごとに整理することができます。
さらに、Microsoftの堅牢なセキュリティ対策が適用されているため、安心してデータを管理できます。データ暗号化やアクセス制御の設定も可能で、特に機密情報を扱う企業にとっては重要なメリットです。
ファイルの自動保存で保存漏れを大幅軽減
APIを活用すれば、ファイルの自動保存機能を実現することも簡単です。たとえば、特定の条件を満たしたファイルを自動的にOneDriveに保存する仕組みを構築することで、保存忘れやデータ消失のリスクを低減できます。
プロジェクトごとのファイルや定期的に更新されるデータも、APIを通じて指定フォルダに自動保存できるため、手動での管理が不要になり、業務効率が大幅に向上します。
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OneDrive(ワンドライブ)のAPI連携にはプログラミング知識が必要?
OneDriveのAPIを活用するには、基本的なプログラミング知識が求められます。具体的には、RESTful API、OAuth認証、そしてJSON形式でのデータ操作に関する知識が役立ちます。ただし、一から学ぶ必要はなく、Microsoftが提供する公式ドキュメントやサンプルコードを活用することで、学習の負担を大幅に軽減できます。
さらに、近年ではiPaaS(Integration Platform as a Service)のようなノーコードやローコードツールを活用してAPI連携を実現する方法も広まっています。これらのツールを使えば、プログラミング経験が少ない場合でもAPIの一部機能を簡単に利用することができます。そのため、自社のスキルレベルや要件に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。
ノーコードでAPI連携!iPaaS×OneDrive(ワンドライブ)の業務自動化例

すでにOneDriveを活用している場合、『BizteX Connect』との併用で、さまざまなソフトやアプリケーションとの連携が可能です。
この連携により、業務自動化による作業工数の削減や人件コストの削減はもちろん、ヒューマンエラーの防止や脱属人化の実現にも大きく寄与します。
以下で、iPaaS『BizteX Connect』を用いてOneDriveとその他システムを連携したさいの業務自動化例を詳しくご紹介します。
OneDrive・freee会計の連携例

自動化例▶OneDriveにアップロードされた領収書や請求書ファイルをfreee会計に自動アップロード
OneDriveにアップロードされた領収書や請求書をfreee会計のファイルボックスに自動転送する仕組みを構築することで、業務効率化が可能です。
特定フォルダを監視し、ファイルを検出後にfreee会計に適した形式で自動アップロードします。この自動化により、手動作業や確認漏れを防ぎ、経理業務の正確性とスピードが向上します。
✔あわせて読みたい
>>freee会計のAPI連携を今すぐ試せる!ノーコードで連携する方法
OneDrive・Chatworkの連携例

自動化例▶OneDriveへのファイルアップロードを検知し、チャットツールに自動通知・投稿
OneDriveに報告書や共有データがアップロードされると、ChatworkやSlack、LINE WORKSといったチャットツールへ自動で通知・投稿されます。
この仕組みにより、請求書や日報の集約確認など、データ格納後に必要な業務の手間を大幅に削減でき、作業効率が向上します。
OneDrive・DX Suiteの連携例

自動化例▶OneDriveへの書類アップロードを検知し、OCR連携と通知を自動化
複合機からOneDriveに書類がアップロードされると、自動でOCRツールと連携し、書類の読み取りを開始します。OCR処理が完了すると、ChatworkやSlack、メールなどに自動で通知が送られます。
この自動化により、書類処理の手間を削減し、スムーズで効率的な業務フローを実現します。
Gmail・OneDrive・Microsoft Teamsの連携例

自動化例▶OneDriveへGmailの請求書を自動保存・転送し、Teamsに通知
Gmailに届いた請求書の添付ファイルを自動でOneDriveに保存し、指定のフォルダに整理します。さらに、保存完了後にMicrosoft Teamsで担当者に通知を送る仕組みです。
これにより、請求書管理における対応漏れや入力ミスを防ぎ、作業時間を削減して顧客対応や他の重要業務に集中できる環境を整えます。
Gmail・DX Suite・OneDriveの連携例

自動化例▶各種書類をデータ化し自動保存
Gmailに添付された書類をDX Suiteで自動的に文字データ化し、OneDriveの指定フォルダに保存する仕組みです。この自動化により、書類のデータ化や整理にかかる時間を大幅に短縮できます。
手作業によるミスを防ぎながら効率的なデータ管理を実現し、業務のスピードアップと正確性向上に貢献します。
Outlook・OneDrive・Slackの連携例

自動化例▶OneDriveへOutlookの添付ファイルを自動保存し通知
Outlookで受信したメールの添付ファイルを自動で取得し、OneDriveの指定フォルダに保存します。保存完了後、Slack内の指定グループに通知を送ることで、対応漏れを防ぎます。
この仕組みにより、取引先から送られる請求書や契約書などの書類を手作業で整理する必要がなくなり、業務効率が大幅に向上します。ミスの削減と作業時間の短縮を同時に実現します。
RPA・OneDrive・Microsoft Teamsの連携例

自動化例▶KPIレポートを自動格納・通知
BizteX robopで取得したKPIレポートを自動でOneDriveに保存し、その完了をMicrosoft Teamsに通知する仕組みです。このプロセスを自動化することで、レポート作成や整理にかかる手間を削減します。
結果として、レポートの確認や分析、施策の立案に集中できる時間が増え、業務効率化と成果の最大化を同時に実現します。
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✔あわせて読みたい
>>Microsoft TeamsのAPI連携を今すぐ試せる!ノーコードで連携する方法
>>OneDriveの連携シナリオはこちらでも確認できます
OneDrive(ワンドライブ)のAPI連携はiPaaS『BizteX Connect』ならカンタン
OneDriveと他のシステムをプログラミングなしで連携できるツールが、iPaaS(Integration Platform as a Service)の一つである「BizteX Connect」です。
このツールを活用すれば、専門知識がなくても直感的な操作でAPI連携を構築可能です。シンプルな操作性により、業務の効率化をスムーズに実現できます。
OneDrive連携にも対応しているiPaaS『BizteX Connect』とは

「BizteX Connect」は、プログラミングの知識がなくても利用できるiPaaSツールで、複数のアプリケーションを簡単に連携できるのが特徴です。ノーコード対応により、OneDriveなどさまざまなツールを直感的な操作で統合することが可能です。
これにより、業務プロセスの効率化が進み、手作業の負担を軽減するとともに、データ連携を自動化する仕組みを構築できます。
OneDrive(ワンドライブ)連携のシナリオテンプレートも用意しています
BizteX Connectでは、OneDrive連携を簡単に始められるシナリオテンプレートを提供しています。iPaaSの利用が初めての方や、迅速に業務を自動化したい方でも、テンプレートを活用することで導入後もスムーズに設定を進められます。

テンプレートは選択後、手順に従うだけで簡単に利用可能です。

また、専任担当者のサポートやヘルプコンテンツも充実しており、思いもよらなかった連携方法も一覧から発見できるかもしれません。
OneDrive(ワンドライブ)のAPI連携をBizteX Connectで行った導入事例

本事例では、iPaaS「BizteX Connect」とRPA「BizteX robop」を活用し、契約フロー全体の効率化を実現しました。「BizteX Connect」を用いて、OutlookやOneDrive、クラウドサインと連携し、顧客から送付される情報を自動的にExcelにまとめます。その後、RPA「BizteX robop」が基幹システムや人事・給与システム、会計システムに契約情報を自動登録します。
従来は、複数システムへのデータ入力や確認を手作業で行う必要があり、属人化やヒューマンエラーの多発が課題となっていました。しかし、「BizteX Connect」のシステム連携機能と「BizteX robop」の業務自動化によって、これらの手作業が不要となり、担当者の負担が大幅に軽減。さらに、ヒューマンエラーを削減し、契約プロセス全体の効率化を達成しました。
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まとめ

OneDrive APIを活用することで、業務の効率化と生産性向上を同時に実現できます。また、「BizteX Connect」を利用すれば、プログラミングの知識がなくてもOneDriveをさまざまなツールと簡単にAPI連携できるため、デジタル化をさらに推進することが可能です。
現在、BizteX Connectでは1週間の無料トライアルを提供しており、実際に触れてその利便性を確認できます。まずはトライアルを通じて活用方法を見つけ、業務効率化に役立ててください。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。