kintoneに追加したレコードをNotionのデータベースへ自動反映させれば、情報の二重管理を防ぎ、業務の効率化が図れます。手作業での転記ミスをなくし、常に最新のデータをNotionで確認できるようになります。
本記事では、iPaaS「BizteX Connect」を活用し、kintoneとNotionを連携させる自動化フローの手順を詳しく解説します。設定はシンプルで、すぐに導入可能です。データ管理を効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。
kintoneのレコード追加をNotionに自動反映する方法

kintoneに追加されたレコード情報をNotionのデータベースへ自動反映する方法を紹介します。
この自動化により、手作業でのデータ転記を削減し、情報管理の効率化が可能になります。kintoneで登録したデータが即時にNotionへ同期されることで、チーム全体で最新の情報を共有しやすくなります。また、手動での更新作業が不要になるため、入力ミスや情報の抜け漏れも防げます。
以下で、具体的な設定手順を詳しく解説します。
kintone設定|「レコードの追加/編集の検知」を選択
新規シナリオ作成画面で、アプリの一覧からkintoneを選択します。次に、イベント選択画面で「レコードの追加/編集の検知」を選択してください。

kintone設定|「Webhookコネクタ」を作成・選択
BizteX ConnectでWebhook URLを発行します。
「新しいコネクタを作成する」をクリックし、任意のタイトルを入力した後、「コネクタ作成」をクリックしてください。
ここでは、例として「Notion連携」という名前を設定します。

発行後、該当のWebhook URLが自動的に選択された状態になります。
このWebhook URLを、kintoneのアプリ設定画面にある「Webhook」ページへ転記してください。通知を送信する条件は「レコードの追加」にチェックを入れておきます。

※「https://」はkintone側であらかじめ記載されているため、Webhook URLを転記した後に削除してください。
追加後、「保存」をクリックし、アプリの設定画面で「アプリを更新」してください。
kintone設定|基本設定を行う
Webhookコネクタを作成したら、検知するイベントの種類を設定します。

今回は、新規レコードが追加されたことを検知するため、「追加」を選択します。
kintone設定|新規レコードを正しく検知できるか確認する
出力確認画面で「サンプル取得」をクリックし、新規レコードを正しく検知できるか確認します。

正常に取得できれば、出力確認画面が上記画像のような表示になります。
ここまでの設定で、kintoneの新規レコード情報を取得する準備が整いました。
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Notion設定|「ページの追加」を選択
kintoneの右側の「+」をクリックし、ステップ2のアプリ選択からNotionを選びます。次に、イベント選択画面で「ページの追加」を選択してください。

Notion設定|「認証コネクタ」を作成・選択
認証コネクタのタイトルは任意の名前を設定できます。例として「kintoneレコード追加連携」 とします。

認証コネクタを作成する際には、Notionアプリ内で作成したInternal Integration Secret(APIトークン)が必要です。

※発行方法については、BizteX Connectのヘルプページで詳しく解説しています。実際の作成時には、手順に沿って進めることで簡単に作成できます。
Notion設定|基本設定で情報の追加先を設定
基本設定では、Notionのどのデータベースにkintone情報を追加するかを決めます。

今回は下記のように設定します。
- 追加先:データベース
- データベースID: https://www.notion.so/{データベースID}?v=xxxxxxxxxxxxxxxx
Notion設定|プロパティの設定を行う
プロパティの設定では、Notionのデータベースのどの列にkintoneのどの情報を反映させるかを決めます。
今回は、kintone側で「商談名」「種別」「フェーズ」という列をテスト用に設定しているため、Notion側でも同じ列名の項目を作成します。
これにより、プロパティの設定画面で該当の列名が表示され、スムーズに設定できるようになります。その後、一致するkintoneの出力データを各項目に割り当てていきます。

今回は下記のように設定します。
- フェーズ:record>フェーズ>value
- 種別:record>種別>value
- 商談名:record>商談名>value
Notion設定|出力確認をする
設定した通りにkintoneのレコード情報を取得できるか出力確認を行います。

該当のNotionデータベースへkintoneのレコード情報が正しく出力されていれば成功です。
kitnone×Notion連携シナリオを保存・有効化して作成完了
右上の「保存」をクリックして、シナリオを保存します。

ただし、保存しただけでは動作しないため、保存後に「シナリオ有効化」をONにしてください。

これで「kintoneに追加されたレコード情報をNotionのデータベースへ自動反映させる自動化フロー」のシナリオ作成が完了です。
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BizteX Connectならkintone×Notion連携がプログラミングゼロで実現

iPaaS 『BizteX Connect』は、プログラミングの知識がなくても簡単に使えるシステム連携ツールです。「プログラミングをゼロへ」をコンセプトに開発されており、誰でもSaaSやデータベース、RPAなどを簡単に接続・連携できるようになります。
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さらに、1週間の無料トライアルがあるため、本記事で解説した連携シナリオや実際の操作感を導入前に試すことができます。
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まとめ
iPaaS「BizteX Connect」を活用すれば、プログラミング不要でkintoneとNotionを簡単に連携でき、kintoneに追加されたレコードをNotionのデータベースへ自動反映させることが可能です。これにより、手作業でのデータ転記が不要になり、最新の情報をチーム全体でスムーズに共有できるようになります。業務の負担を軽減しながら、情報管理の精度向上にもつながります。
また、「BizteX Connect」は1週間の無料トライアルを実施しており、導入前に実際の操作感を試すことが可能です。本記事で紹介した手順を参考に、kintoneとNotionの自動連携を導入し、業務の効率化を進めてみてはいかがでしょうか。
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>>kintoneのAPI連携を今すぐ試せる!ノーコードで連携する方法
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