シャドーITとは?リスクと防止策の早わかり|DXhacker用語集

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シャドーITとは

シャドーIT(Shadow IT)とは、情報システム部門が把握・許可していない状態で、従業員や部門が独自に導入・利用しているIT機器・ソフトウェア・SaaS・クラウドサービスを指します。

SaaSの普及や生成AIの登場で、現場が手軽にツールを試せる環境が整った結果、企業全体のIT管理体制から外れた利用が広がりやすくなっています。

シャドーITを理解する3つのポイント

  • 発生の主因は現場の利便性追求:「公式ツールでは効率が悪い」「使い慣れたツールを使いたい」という現場ニーズが起点
  • 代表的なリスクは情報漏えい・統制不全:機密情報を未承認のクラウドにアップロード、退職者がアカウントを保持し続ける、などが典型
  • 完全禁止より「可視化と統制」が現実的:禁止だけでは現場の生産性を阻害。利用ツールの棚卸し、SaaS管理ツールの導入、利用ガイドラインの整備が組み合わせの基本

業務での発生例と対策

シャドーITが業務で問題になる代表的な3シーンを紹介します。

  1. 個人アカウントの生成AI利用:機密データを個人契約のChatGPT等に入力 → 法人向けAI環境の整備+利用ガイドラインで対応
  2. 無料SaaSへの顧客情報登録:マーケ部門が独自に契約したフォームSaaSに顧客情報を蓄積 → SaaS管理ツールで利用実態を棚卸しし、公式ツールへ移行
  3. 退職者のアカウント残存:従業員が個人契約したSaaSが、退職後も社内データを保持 → ID管理・利用申請フローの整備で予防

より深く知りたい方へ

シャドーITはSaaS活用が広がる現代企業の構造的課題で、SaaS管理ツールやガバナンス施策と一体で考えるのが現実的です。

よくある質問(FAQ)

シャドーITとBYOD(私物端末利用)の違いは何ですか?

BYODは「私物端末を業務利用すること」、シャドーITは「未承認のITサービス・ソフトウェアを業務利用すること」を指します。私物端末で未承認SaaSを使うとBYODとシャドーITが同時に発生していることになります。

シャドーITを完全に防ぐことは可能ですか?

完全な防止は現実的ではありません。現場が必要とするツールを使えない状態は業務効率を下げ、結果としてシャドーITをかえって増やします。「可視化+統制+公式選択肢の提供」を組み合わせるアプローチが現実解です。

SaaS管理ツールでどこまで把握できますか?

シングルサインオン基盤やSaaS管理ツールを導入すると、契約しているSaaSのIDや利用状況を一元的に把握できます。それでも個人契約や無料プランの一部は捕捉が難しいため、利用申請のルール整備も併用が必要です。

生成AIの利用ガイドラインはどう整備すべきですか?

利用可能なAIサービス・入力可能なデータ範囲・出力結果の社内利用ルール・インシデント発生時の対応手順、の4点を最低限明文化することが推奨されます。法人向け生成AI環境を社内に提供し、個人契約への流出を抑える施策も併用が現実的です。

SaaS一元管理でシャドーITを抑える BizteX Connect

シャドーITの背景には「業務担当者が自分でSaaSを連携・運用できないと、勝手にツールを契約してしまう」という構造的課題があります。BizteX ConnectはSaaS同士の連携をノーコードで構築できるため、業務側の連携ニーズを公式の仕組みの中で満たし、シャドーIT発生を抑える効果が期待できます。

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この記事を書いた人

DX hacker編集部 瀧澤のアバター DX hacker編集部 瀧澤 マーケティング部オウンドメディア担当

DX hacker編集部の瀧澤が不定期で更新します。
業務自動化・DX推進に役立つ最新情報を、30,000件以上の支援実績をもとにわかりやすく発信中。
「インテリジェント フロー」や「BizteX robop」「BizteX Connect」などの業務最適化サービスも紹介しています。

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