BoxとSlackを連携するには?標準機能と自動化フローを解説

Box×Slack連携記事アイキャッチ

「Boxにファイルを保存して、共有リンクをコピーし、Slackに貼り付けて報告する」といった毎日のルーティンワークに時間を奪われていませんか。

ファイルの共有や管理はチームのコラボレーションに欠かせませんが、システム間の行き来が増えるほど転記ミスや共有漏れのリスクが高まります。

本記事では、BoxとSlackの標準連携機能でできることを解説したうえで、さらに一歩進んで複数のツールをまたぐ手作業を自動化する方法をご紹介します。

ファイルの保存や共有のたびに画面を切り替えるのは大変ですよね。
ツール同士を連携して、面倒な手作業を一気に解消しましょう!

この記事でわかること
  • BoxとSlackの標準アプリ連携で実現できる機能
  • 標準機能ではカバーしきれない複数ツール連携の課題と解決策
  • CSV、API、iPaaS(BizteX Connect)を用いた連携手法の比較
  • GmailやDX Suiteを絡めた具体的な自動化シナリオとフロー
目次

【課題】Box×Slack連携で直面する「分断された手作業」の壁

SaaS単体での利便性は高くても、システムが分断されている状態では、業務の間に「人が手作業で介入するプロセス」が生まれてしまいます。

ファイルの二重管理と共有漏れのリスク

ファイルをローカルにダウンロードしてからBoxに再アップロードし、Slackで共有するといった運用は、非常に手間がかかります。手作業が挟まることで、共有するリンクを間違えたり、Slackでの報告自体を忘れてしまったりするリスクが発生します。

また、最新版がどれかわからなくなり、ファイルの二重管理につながるケースも少なくありません。

別システム(メール・AI-OCR等)が介在する際のタイムラグ

BoxとSlackの2つのツール間だけでなく、日々の業務にはメールやAI-OCR、基幹システムなどが複雑に絡み合います。

例えば、「メールで届いた請求書をダウンロードし、AI-OCRで読み取り、その結果をBoxに保存して、Slackで担当者に通知する」というフローの場合、各システムへのログインと操作を人が行うため、情報が共有されるまでに大きなタイムラグが生じてしまいます。

【メリット】連携によって「情報共有の即時化」と「作業のゼロ化」を実現する

システム同士を連携し、データのやり取りを自動化することで、以下のような大きなメリットを得られます。

Slackから離れずにBox内の最新ファイルへアクセス可能になる

ツールを連携させることで、Slackの画面から離れることなくBoxのファイルを参照・共有できるようになります。

シームレスな情報のやり取りが実現するため、コミュニケーションのスピードが劇的に向上し、常に最新のファイルをもとにチームで議論を進めることが可能です。

定型業務を自動化しコア業務へのリソース集中が可能になる

ファイルの移動や通知といった単純な定型業務を自動化すれば、担当者の作業負担は実質「ゼロ」になります。

毎日のルーティンワークに割いていた時間を、データ分析や施策の立案といった、人にしかできないコア業務に集中させることができます。

【標準機能】Slack 用 Box アプリでできること

BoxとSlackを連携させる第一歩として、公式に提供されている「Slack 用 Box アプリ」 を活用する方法があります。この標準機能を使うだけでも、多くの利便性を享受できます。 

  • チャンネル内での共有:BoxコンテンツをSlackの会話に簡単に挿入できます。ファイルが編集された場合、Slack上でも自動的に更新されるため、常に最新バージョンを確認可能です。
  • 充実したプレビュー:Slack上でファイルのプレビュー(ファイル名、作成者、サムネイル画像)が表示されるため、ファイルの中身を素早く把握でき、確認プロセスを短縮できます。
  • 権限をその場で更新:Boxファイルのアクセス権限を、Slackのチャンネル内で直接かつ迅速に更新できます。
  • スラッシュコマンド:Slackのコマンドを使用し、ファイルの検索や最近使用したファイルの表示といったタスクをチャット画面から簡単に実行できます。
  • 管理者向けのセキュリティ管理:管理コンソールから、ドキュメントのサムネイル表示の切り替えや、Slack検索での共有Boxファイルへのアクセス許可(インデックス機能)、接続先を特定のSlack Enterprise Grid オーガナイゼーションに限定する保護設定(ホワイトリスト機能)など、細かなセキュリティ管理が可能です。

【方法】BoxとSlack連携を実現する3つのパターン

BoxとSlackの連携、さらに他システムを含めた連携を実現するには、主に3つの手法があります。自社のリソースや目的に合わせて最適な方法を選びましょう。

連携手法特徴メリットデメリット・課題
CSVエクスポート・インポートデータをCSVで出力し、別システムへ手動で取り込む手法開発費用がかからず、既存の機能だけで手軽に始められる手作業による介入が必須。リアルタイムでの即時共有ができない
API開発各システムのAPIをスクラッチ開発でつなぐ手法自社の複雑な要件に合わせた自由度の高い連携が可能開発コストや期間が甚大。APIの仕様変更に伴う保守運用コストが高い
iPaaS  (BizteX Connect)クラウド型の連携プラットフォームを利用する手法プログラミング不要(ノーコード)で、複数のシステムを即時連携できるツールの利用料金(月額費用等)が発生する

手作業をなくし、かつ保守開発の負担を抑えたい場合は、iPaaS「BizteX Connect」の活用が最も効率的です。

Connect紹介画像2

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【実践】BizteX Connectを使ったBox×Slack連携フロー

標準機能だけでは解決できない「3つ以上のツールをまたぐ連携」も、BizteX Connectを使えば簡単に自動化できます。

BizteX Connectは1週間の無料トライアルが可能なため、実際の業務フローで手軽に連携を試すことができます。ここでは、実務で効果の高い4つの具体的な連携シナリオをご紹介します。

BizteX Connectで連携アプリ一覧図
BizteX Connectで連携できるアプリ一覧

シナリオ1:Gmail→Box→Slack

特定の条件に合致するメールの添付ファイルを自動保存し、チームへ通知するフローです。

Gmail・Box・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図
連携フローの概要
  • トリガー:Gmailで特定の件名や送信元(例:請求書送付メールなど)を受信する。
  • 処理:添付ファイルを自動抽出し、指定されたBoxのフォルダへアップロードする。
  • アクション:Boxの共有リンクを含む通知メッセージを、Slackの指定チャンネルへ即座に送信する。

シナリオ2:Box→DX Suite→Slack

注文書や請求書がBoxにアップロードされた際、AI-OCRで自動データ化して通知するフローです。

Box・DX suite・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図
連携フローの概要
  • トリガー:Boxの特定フォルダに、取引先からのPDFファイルが保存される。
  • 処理:AI-OCR「DX Suite」の特定のワークフローを呼び出し、文書内の文字情報を読み取る。
  • アクション:読み取り完了のステータスと、結果を確認するためのURLをSlackに通知する。

システムへの転記に向けたデータ化と、電子帳簿保存法に対応するためのファイル保管が同時に自動化され、バックオフィス業務の負担を大幅に削減します。

シナリオ3:DX Suite→Box→Slack

AI-OCRで読み取った結果データを保管し、次の担当者へ完了報告を行うフローです。

DX suite・Box・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図
連携フローの概要
  • トリガー:DX Suiteでのデータ抽出処理が完了する。
  • 処理:出力された結果データ(CSVファイル等)を、Boxの「処理完了」フォルダに自動保存する。
  • アクション:保存完了の旨と対象BoxフォルダのリンクをSlackに通知し、次工程の担当者へ確認を促す。

システムへの転記に向けたデータ化と、電子帳簿保存法に対応するためのファイル保管が同時に自動化され、バックオフィス業務の負担を大幅に削減します。

シナリオ4:BizteX robop→Box→Slack

RPAツールが集めた情報を保存し、即時共有するフローです。

RPA・Box・SlackをBizteX Connectで連携した自動化フロー図
連携フローの概要
  • トリガー:デスクトップRPA「BizteX robop」が、Webサイトから競合情報や市場データを定期的にスクレイピングして取得する。
  • 処理:取得したデータを自動でレポート化し、Boxの指定フォルダへ格納する。
  • アクション:格納完了の通知とファイルリンクをSlackへ送信し、営業チームなど関係者へスピーディーに共有する。

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【発展】複雑な業務プロセス全体の改善なら「インテリジェント フロー」

インテリジェント フロー紹介画像
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ツール単体の連携やiPaaSの導入だけでは解決が難しい、部門を横断する複雑な業務課題には、業務改善ソリューション「インテリジェント フロー」が有効です。なお、BizteX Connectを用いた連携であれば、1フローまでなら無料プランで実装して実用性を確認することができます。

インテリジェント フローは、30,000件超の自動化実績に基づき、最適なプロセス構築をプロが担うサービスです。単なるツールの導入支援にとどまらず、お客様の業務全体の最適化を実現します。

  • インテリジェント マイニング:AIと人の知見を掛け合わせ、現状の業務プロセスを可視化します。見えづらかったボトルネックを正確に特定します。
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BoxとSlackをハブにした自動化でチームの生産性を最大化する

BoxとSlackの標準連携を活用するだけでも、日々のファイル共有は驚くほどスムーズになります。

さらに、BizteX ConnectなどのiPaaSを用いてメールやAI-OCR、RPAといった周辺システムまでつなぎ込むことで、手作業による転記やデータ移動を完全になくすことが可能です。

点在するツールをシームレスに連携し、チーム全体の生産性を最大化しましょう。

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よくある質問(FAQ)

Boxの共有リンクをSlackに貼った際、権限がないユーザーにはどう見えますか?

権限がないユーザーはファイルの内容(プレビュー)を見ることができません。標準のSlack 用 Box アプリを使えば、Slackのチャット画面上から直接アクセス権限を付与・更新することが可能です。

BizteX Connectで連携した場合、セキュリティ上の懸念はありますか?

通信は強力に暗号化されており、各SaaSが提供する公式APIを利用するためセキュアに連携できます。アクセス権限も各ツール側の設定がそのまま引き継がれるため、安全に運用可能です。

BoxからSlackへの通知は、特定のフォルダにファイルが追加された時だけに絞れますか?

はい、可能です。BizteX Connect側で「指定したIDのフォルダにファイルが作成された場合のみ」フローが実行されるよう、柔軟な条件設定を行うことができます。

手作業の連携に限界を感じていませんか?

Box、Slack、その他業務ツール間のシームレスな連携を実現するなら、iPaaS「BizteX Connect」にお任せください。

また、業務プロセス全体の可視化から自動化の運用までを丸ごとプロが担う業務改善サービス「インテリジェント フロー」のご相談も承っております。

自社の業務課題をどう解決すべきかお悩みの場合は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

DX hacker編集部 瀧澤のアバター DX hacker編集部 瀧澤 マーケティング部オウンドメディア担当

DX hacker編集部の瀧澤が不定期で更新します。
業務自動化・DX推進に役立つ最新情報を、30,000件以上の支援実績をもとにわかりやすく発信中。
「インテリジェント フロー」や「BizteX robop」「BizteX Connect」などの業務最適化サービスも紹介しています。

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