ETLとELTの要点まとめ|違いと使い分け|DXhacker用語集

ETLとELTの要点まとめ用語集記事アイキャッチ画像
目次

ETLとELTとは

ETL(Extract / Transform / Load)とELT(Extract / Load / Transform)は、複数システム間でデータを統合する代表的な2つの方式です。

データを抽出(Extract)し、データ加工(Transform)と格納(Load)を行う順序の違いによって呼び方が変わります。データ統合の文脈で頻出する用語で、業務で扱うデータ量・頻度・処理基盤によって使い分けられます。

このページはETLとELTの要点を3分で把握するための早わかり版です。データ統合手法の詳細比較は、詳細記事「iPaaS・ETL・RPA・API連携の違いとは?4つのデータ統合手法を徹底比較」をご覧ください。

ETLとELTを理解する3つのポイント

  • 処理順序の違い:ETLは「抽出→変換→格納」、ELTは「抽出→格納→変換」の順
  • 得意領域の違い:ETLは事前に整形されたデータが必要なBI・DWH用途、ELTは大量データをそのまま格納してから加工するクラウドDWH用途と相性が良い
  • どちらか単独ではなく併用も可能:業務要件によって両方を使い分けるケースが多く、iPaaSやデータパイプラインの中で組み合わせる構成もある

業務での選定ポイント

ETLとELTを選定する際の代表的な3観点を紹介します。

  1. データ量と格納先:大量データをクラウドDWH(BigQuery、Snowflake等)に格納する用途ではELTが選ばれやすい
  2. 変換処理の複雑度:複雑なロジックや事前マスキングが必要な場合はETL、シンプルな整形ならELTでも対応可能
  3. 既存基盤との適合性:既にETLツールやデータパイプラインを運用している場合は、それに合わせる選択も現実的

関連用語

より深く知りたい方へ

ETL/ELTはデータ統合手法の文脈で、iPaaSやAPI連携と比較しながら理解するのが効果的です。

よくある質問(FAQ)

ETLとELTどちらを選ぶべきですか?

データ量・格納先・変換処理の複雑度の3点で判断します。大量データをクラウドDWHに集約する用途はELT、複雑な変換や事前マスキングが必要な統合はETL、というのが基本的な選定軸です。両方を組み合わせる構成も一般的です。

ETL/ELTとiPaaSの違いは何ですか?

ETL/ELTは「データ統合の処理方式」を指す概念、iPaaSは「SaaS間連携を担うクラウドサービス」です。iPaaSの中でETL/ELT的な処理を行うケースもあり、両者は対立概念ではなくレイヤーが異なるものとして理解するのが適切です。

ETL/ELTとRPAの違いは?

ETL/ELTはデータベース・ファイル・APIなどを介したデータ統合に強く、RPAは画面操作の自動化に強いという違いがあります。RPAでデータを集めてETL/ELTで集約する、といった組み合わせ運用も可能です。

中小企業でも導入できますか?

ETLツールには月額数万円規模から始められる製品もあり、中小企業でも導入は可能です。ただし、データ統合だけが目的化しないよう、業務要件と効果指標を明確にしてから検討することが推奨されます。

SaaS連携部分を支える「BizteX Connect」

BizteX Connect紹介画像

業務で発生するデータ統合の多くは、SaaS間のデータ連携が含まれます。BizteX ConnectはSaaS同士のノーコード連携を担うiPaaSとして、ETL/ELT処理を行うデータ基盤とSaaSの間の「連動部分」を支える役割を果たします。

ETLとELTの要点まとめ用語集記事アイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

DX hacker編集部 瀧澤のアバター DX hacker編集部 瀧澤 マーケティング部オウンドメディア担当

DX hacker編集部の瀧澤が不定期で更新します。
業務自動化・DX推進に役立つ最新情報を、30,000件以上の支援実績をもとにわかりやすく発信中。
「インテリジェント フロー」や「BizteX robop」「BizteX Connect」などの業務最適化サービスも紹介しています。

目次