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意外と知らないデジタライゼーション。DXとの違いとは

労働人口の減少ほか、働き方改革の実現に向けて業務効率化に注目が集まる中「デジタライゼーション」という言葉を耳にしたことはありませんか? 実はデジタライゼーションとは今後のその先にある概念なのです。今回は、デジタライゼーションとは何か、と同時に混同しやすい、デジタイゼーションとDXについても詳しく解説します。

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デジタライゼーションとは

デジタライゼーションというキーワードが世に出て久しいですが、この言葉についてよく理解できていないという担当者の方もいらっしゃるようです。ここでは、RPAの位置づけや役割を理解する上でも不可欠な、デジタライゼーションの理解を深めていきたいと思います。

デジタル技術を活用し、ビジネスモデルごと変換する

デジタライゼーションとは広義で、デジタル技術を用いて企業の製品やサービスに付加価値を生み出すこと。使用中の機器や仕組みを最新の技術を用いて進化させることを言います。企業においてはこれにより業務効率化を図ること、顧客に対して付加価値サービスとして還元すること指します。これを踏まえて、最新のデジタル技術を活用することで、ビジネスモデルを変換し、新たな利益や価値を生み出す機会を創出するもの、などと言われています。

例としては、自動車の稼働状況をインターネット経由で把握し、その情報をスマホ経由で確認できるカーシェアや、音楽や動画を個別に購入することなく、サブスクリプションで利用し放題のストリーミング再生などがこれに挙げられます。

デジタル化に取り組めない企業の未来は危うい

後述するDXを含めて、労働人口の減少や企業の国際競争力の激化、デジタルネイティブ世代の増加などにより、製品やサービスを提供する側である企業のデジタル化は急務と言える状況にあります。

この流れは業態や企業規模、業種を問わずに求められていることで、創業100年以上の歴史を誇る和菓子屋が顧客の年齢や性別、ライフスタイルといった属性情報や、時間帯別の来店客人数カウント、店内の行動分析データを集めてサービス向上やリピーター分析や売上予測などをしている時代を迎えているのです。これまでになかった競争力や差別化を実現し、新しい価値を生みだすには事業の一部あるいは全部のデジタル化は避けて通れない状況にあると言えます。

デジタライゼーションとデジタイゼーション、DXの違い

ここでは混同されやすいデジタライゼーションとデジタイゼーション、DXの違いについて解説してまいります。それぞれデジタル化への3ステップとして密接に結びついていますので、違いをよく理解してみてください。

デジタライゼーションとデジタイゼーションの違い

デジタイゼーション(Digitization)とは、デジタル化の3ステップのファーストステップにあたり、デジタライゼーションの一つ手前のプロセスを指します。

具体的には、特定業務の効率化やコスト削減、アナログの情報をデジタル化してデータを蓄積できる環境を整えるためにデジタル技術を導入する部分的なデジタル化を指します。例えばコピペ作業をRPAにより自動化することもこのデジタイゼーションの取り組みのひとつとなります。

企業におけるデジタイゼーションの具体例

  • 紙で管理していた書類をデジタル管理する
  • 商談でZOOMなどビデオ会議ツールを使用する。その様子を録画して管理する 。
  • 広告を新聞や雑誌などアナログからWeb広告などデジタルにする

言い換えるとデジタル技術を利用し、業務効率化やコスト削減を図ることを言います。先述した通り、デジタライゼーションがビジネスモデルそのものを変換し、新たな利益や価値を生み出すことを指すため、デジタイゼーションはデジタライゼーションを図るための前段階とも言い表せます。

デジタライゼーションとDXの違い

近年、耳にすることが多くなった「DX(Digital transformation)」とは、デジタル化の3ステップでいうところのデジタライゼーションの次の段階になります。

経済産業省による2018年のDXレポートの表現を借りれば、デジタル技術を用いて創出した新しい製品やサービス、ビジネスモデルを(デジタライゼーション)を通して、さらに企業として「競争上の優位性を確立」することを言います。

DXという概念は、2004年にスウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したことで、DXを「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」ことと定義しています。

このようなトレンドが生まれ、世界に浸透してきた背景には消費者のスマホ利用など、サービスの即時性、リアルタイム性、継続性などがあると言えます。売り手優位の時代から買い手優位の時代の到来とも言いかえられるかもしれません。

同時に、世の中のトレンドがパーソナライズ化するにあたり、膨大な量の情報を処理して、迅速に対応するにはデジタル化は避けて通れません。これに対応するには今あるレガシーシステムの刷新、旧来の商習慣などの見直しなど各企業ベースではなく、業界全体、市場全体のデジタル化が求められ、それこそがDXの指し示す部分とも言えます。

まとめ

デジタライゼーションとともにデジタイゼーション、DXを理解していただくことで世界的にデジタル化が急速に進む背景や重要性を理解いただいたと思います。とは言え、予算などの関係からいきなり全デジタル化は難しいという担当者、企業の方もいると思います。そういった方にはまずは身の回りのデジタル化、普段の業務の自動化から最終的にDXを進め、先述したデジタル化の3ステップを自社なりのペースで確実に歩んでいただければと思います。

なお、BizteXでは、業務の自動化などに寄与するRPAの無料の相談会、体験セミナーなどを開催しています。まずは身の回りの自動化、デジタル化を考えている方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。


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